長い付き合いだった顧客にコストアップの提示

しかも常識外れとさえ思える大幅アップ率

これはいわゆる ’’お断り価格’’ だ

訪問面談にて俺達の作った資料を見て顧客からは
「ウチとは取引できないと言うことですね?」と
ハッキリ且つ修復不可能とも取れるような回答

Tさんも俺も「全てエリが決めたことです」と
逃げたかったが、今この場では俺達が会社代表

「申し訳ございません」と言うのが精一杯だった


このままで良いのだろうか?


もし俺が半沢直樹のような熱い男なら
こんなことにならなくて済むように
前もって社内で熱弁し回避できたであろう(涙)

ところが今は半沢の「は」 の字もない ’’飼い犬’’
’’マリオネット’’ 。。そんな言葉がピッタリだ

工場ではタイ人スタッフの流出も止まらない

それを人員補充なく残りのメンバーで穴埋めするが
絶対にあってはいけない納期遅れが発生することも

日々の仕事は完全に ’’対エリート向け’’ となり
取り決めた内容の実行を日本人とタイマネのみで行い
手っ取り早く処理すると言う最悪のスタイルになった

エリートは「日本人が率先して見せればいいんだ」
「やりかたが分からないからタイ人はやらないんだ」
「手本となり繰り返し指導で覚えさせろ」と言うが
肝心のタイスタッフの意識は全く違う結果に。。

「日本人が勝手にやってくれるからOK」
「下手に手出しして出来なかったら怒られる」と
全くと言っていいほど何もやらなくなってしまう

結果、どんどん自分で自分のクビが締まっていく

エリートからは相変わらず新ルールの追加
それができないとパワハラまがいの指導となり
今の会社のムードは最悪だ


Kさんの環境と全然ちがう。。


しかもこのころからだ。。

エリートは工場トップのTさんを故意に飛ばして
俺に直接指示、指導をするようになってきた

あきらかな嫌がらせ

俺も立場的にどうして良いかわからない

誰がどう考えても ’’Tさんの面目が丸つぶれ’’
これが俺にとって一番の悩み、苦痛となる

そうすることで責任者となるTさんを喚起させようと
エリートが仕組んだ作戦だったかもしれないが
朝から晩までエリートから「お前がダメなんだ」と
言われ続け俺も精神的におかしくなりそうになった

体力的にも限界

薬物に手を出してしまったスタッフが居るのも
わからなくもないと言う考えになるほどに、だ

様々なルール遵守は労働時間外を利用し対応

最終的にこの頃の一日はこんな感じになっていた

朝、5時15分オンヌットのアパート出発
6時に『アマタナコン工業団地』の会社に到着
始業前に取り決めたルールの状況確認を行う
朝だけでも10項目以上はあるだろう
出来てなければ「何故?」「対策は?」
「どんな指示を出した?」「これからどうする?」
そんな指導を乱暴な言葉で叱責・罵倒の毎日
そして退勤時間は23時過ぎ。。帰宅に1時間
寝るのは午前1時前後の起床5時前(3~4時間睡眠)
と言う生活が半年以上続いた

ひょんなことで21時頃に仕事が終わると
「今日早いな」と錯覚すら起きていた

こんな異常な状態の駐在員。。

いや、会社員が存在するのだ


俺はこんな状態の中でタイ生活を一生続けるのか??


その他にもっと細かく説明したいのだが。。。

当時のことを思い出すと本当に頭が痛い(苦笑)



突然ですがこれマジです。。

皆様、申し訳ありません

このブログを書く時、当時のことを思い出すために
頭をフル回転させるのですが、この時代のことを
思い出すと現代で頭痛と動悸が止まらなくなりました

ブログを書くにあたって参考にするのが
’’当時のケータイ写真’’ や ’’ケータイ内メモ日記’’
それに ’’ミクシィ’’ や ’’フェイスブック’’ の記事を
読み返したりするのですが、このころは仕事が原因で
記事が思いっ切り歯抜けなことからも分かるように
相当病んでいたのです。。

俺自身がこんな風になるとは思いもしなかったけど
実際にその頃は朝目が覚めた瞬間から動悸と目まい

そんな当時の精神状態を鮮明に思い出してしまい
この続きのブログ更新ができそうにありません

できるだけ読者様にはリアルを感じて頂けるよう
下手な文章ですが臨場感溢れるように心がけ
毎日楽しく更新していたのですが。。偏頭痛が。。

申し訳ありません。。ここで辞めます

いや、辞めますと言うのは少しオーバーで
次章(第三部)に移らせてください

楽しみにしてくれていた皆様
本当に申し訳ありません <(_ _)>


本章の残りのストーリーを簡単に説明させて下さい。。


エリートはTさんを指導しても効果が薄いと
Tさんを飛ばして俺に色々言ってくるようなった中
俺はこのエリートの ’’パワハラ’’ の直撃を受けます

チェックリストの更新が一日漏れていたことに対し
平手でド突かれ(ビンタされ)大変が起こるのです。。

偶然この状況を近くで見ていたTさんが
「さっきのは本社に報告します」と言いながらも
思わず手が出て焦ったエリートは有耶無耶にしようと
完膚なきまでにTさんを暴言で言いこんだ
「駐在員のくせに何も出来てない、していない」
「給料の半分(タイの分)返上しろ!」
「お前が情けないから俺(さん)に言ってるんだ」
更に度が過ぎ「お前の親の顔が見てみたいわ」など
以前よりも増してあたりちらした

しかもタイ人スタッフでもないのに俺達二人ともに
ワーニングレター(警告書)が発行される始末
※会社ルールはワーニングレター2枚で強制解雇(クビ)

このパワハラ内容は本社までには到達したが
エリートの在籍する親会社には言えなかったもよう

本社「ビンタ?軽くペチッと撫でる程度でしょう?」
本社「事を荒立てたくないからタイ側で処理してくれ」
本社「でも問題だから社長が視察に行くようにするよ」

俺が「辞める」と言ってから本社の社長が来タイし
俺の引き留めを兼ねてエリートのことを教えてくれた

その面談の場で一つ分かったことは
「エリートは何処へ行っても同じようなやり方で
 別の支社でも人事異動でエリートの部下となり
 耐えられなかったり、指導方法が気に入らない
 自分のやり方と違う、ついていけないとなった人が
 去っていくケースが多数あることで有名な人物」
「どこへ行ってもそうなるので、一つの所では
 居らせられず転勤族になっている」と言うこと

あと、タイ人スタッフが辞めていくことに対しては
エリートの中では作戦通りだったようで
黒字化計画のひとつ ’’売上人件費比率’’ を
かなり重視していて
突っ走っていたようです

タイは人件費が安いので、そこまで大きな効果は。。
とは思いますが、実際タイ人スタッフ約30~40人が
居なくなっても、残りのメンバーが必死でやって
お客さんに少し迷惑を掛けながらも回せたので
あながち間違っているとも言い切れない所です
(これが社畜脳?!苦笑)

最終的な本社社長からの回答はこんな感じだった

「エリートの残り任期あと9ヶ月を耐えて欲しい」

俺「(半年以上。。あぁ、これはもう無理だな。。)」

この頃から俺は精神が崩壊しそうになり
この日系企業を約1ヶ月後に ’’退職’’ します


この ’’崩壊しそう’’ になり、してないところが
いかにも俺で、何とかギリギリでギアチェンジを行い
次のステージへ向かうことになるのです

いや、ちょっと良い書き方をしてしまいましたが
正直言ってしまえば、これは完全な ’’逃げ’’ です

今回ブログに改めて書き出してみると
Kさんが俺の理想とする仕事のかたちで
日々を過ごしていることを聞いた影響のほうが
大きかったようにも思えますね。。

ここでの在籍期間は結果的に約1年半でした

まさかあの理不尽MDの居る韓国企業よりも
短い在籍期間になるなど誰が想像したでしょう


この章で俺が言いたかったことは

タイランドででタイ人を雇い入れ事業をする

そのタイ人の士気を高めるのが管理者の仕事であって
タイ人を力やルールで押さえつけるのが仕事ではない

これだけです

エリートが理想とする会社は本当に素晴らしいと思う

しかし一筋縄でいかないのが俺らの業種とタイランド

頭や机の上で描くようには、すんなり進まないのです

エリートはタイ人スタッフが自分の理想通りに
動かないことに腹を立てて怒り狂う
今まで自分がやってきた普通が普通でなくなり
イライラは毎日増していくばかり

エリートよ。。

それは俺が15年以上前に通り過ぎて来た道だ

駐在当初、日本とタイの文化の違いに戸惑いながらも
タイ人スタッフと良い距離の関係を保ちながら
今でも存在する立派な会社にすることが出来た

そう言う意見を組み入れながら会社が良くなるよう
俺を会社に雇い入れたのではないのか?

タイでタイ人と仕事をするには妥協することも必要
タイ人に合わせた管理方法も大事なのだ

タイ人は仕事ができる!

そのタイ人を見下したような発言や態度は絶対にダメ

もし日本のシステムと全く同じことができる人種なら
日本なんか背中も見えないほどに引き離されるだろう


タイランドとタイ人の底ヂカラをナメてはいけない


第十五章 -完-


タイは若いうちに行け!痛感物語
第二部 -完-


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