前回の続き。。
『ドンムアン空港』の入国管理局別室に連行され
審査官により俺のパスポートの詳細検査が始まった
担当は威厳のありそうなオッチャンに変わる
あ。。これはダメかもしれないな。。
チーン。。
走馬灯ではないが、これから起こるであろう事を
一瞬で考えてしまった
日本に戻ってタイの就職先探して就労ビザ貰って。。
でもその間コンドの家賃はどうすれば?送金?
光熱費もあるし、クルマのローン支払いもあるぞ。。
いや、そもそも部屋の荷物がそのままだ。。
ベランダで育ててる唐辛子も枯れちゃうぜ?
ってか、そんな直ぐタイに戻ってこられるか?
入国できなければ帰国チケットってどこで買うんだ?
どうせ直ぐには無いしクソ高ぇんだろ(ハァ)
あ、「D」に連絡も入れないと心配するだろな。。
ヤバい。。これは相当面倒だぞ
審査官がPCに俺のパスポート情報を打ち込むと
液晶モニターに俺の ’’渡航歴’’ がズラりと並んだ
※オッチャン審査官・・以下、オ審(おしん)
オ審「ミスター俺、何故ここに連れてこられたか
分かってますか?」
俺 「いえ、わかりません(嘘)」
俺は連行された時点で全てを把握していたが
スッとぼけながらも落ち着いて返答した
この ’’落ち着いて’’ と言う部分が非常に大切
これは皆さんにもお伝えしておきたい重要事項
少し前にタイへ入国しようとした日本人女性が
入国カードの記載ミスを指摘されたことに立腹し
タイ人を大声で見下したように罵倒したらしい
きっと機内で飲みすぎて酔っ払っていたのだろう
その女性の行動も恥ずかしいものだが、結果とし
タイ側の判断は入国拒否、空港から出ることなく
日本へ逆戻りの刑が処された
しかもこの今回の彼女の失態はしっかり記録され
当分か永久にかは分からないが今後のタイ入国に
大きな影響があるのは間違いないだろう。。
タイのイミグレではどんな不満があっても審査官に
立てついてはいけないのだ ※どこでもダメですね
もとい。。
審査官はモニターの出入国履歴を見ながら
計算機を使って足し算を始め、俺に突き出した
オ審「これ見てみろ」
「年間のタイ滞在可能日数を越えている」
俺 「でもそれはノービザの場合ですよね?」
オ審「ビザの規定は常に変わるんだよ(威圧)」
俺 「はい。。スミマセン。。」
オ審「ところで、今はタイで何してるんだ?」
俺 「仕事を探しています(半分嘘)」
オ審「職を?180日も? もう無理だろ?555」
俺 「いえ、もうほとんど決まってます」
オ審「それは本当か?」
俺 「面接の結果まちなんですよ(嘘)」
オ審「ふ~ん。。でも今回は入国できないから
外国で就労ビザを取得してから再入国だな」
「その会社にも連絡しといた方がいいぞ」
俺 「ちょ、ちょっと待ってください
」
オ審「規則は規則だ」
俺 「(ヤバっ
)何とかなりませんか???」
オ審「ならないね」
昔、俺がインドネシアで入院の為ビザ切れをおこし
『ジャカルタ空港』で ’’袖の下’’ を要求してきた
審査官とは態度やこの場の雰囲気が全く違う。。
※参考→【第三百三十七話】ジャカルタで不法滞在
俺 「ほ、本当に困ります。。」
オ審「何が?」
俺 「まだバンコクの部屋に荷物もあるし
色々準備しないと問題があるんです(涙目)」
オ審「んー。。」
俺 「直ぐに就職しますので今回だけはっ」
オ審「。。。」
俺 「それに俺、タイでずっと居たいと思って
タイの事を色々知ろうと頑張ってます」
オ審「。。。」
俺 「タイの事を愛しているんです!(本当)」
オ審「。。。」
俺 「。。。(ゴクリ)」
オ審「ヨシ、わかった」
俺 「!!??」
オ審「次は絶っっ対にダメだからな」
俺 「え?え?じゃあ。。」
オ審「ミスター俺、タイ人女性と結婚しろ」
「そうすれば死ぬまでタイに居られるよ」
「怒らせると怖いけどナ 555」
俺 「あっ、ありがどうございまずぅっ!(涙)」
パンッパンッ!サラサラ ※ハンコ押す音とサイン笑
オ審「とにかく先ずは就職しろよ!」
俺 「わっかりましたぁ! (`・ω・´)ゞ」
こうして俺はギリギリでタイに入国できたのであった
第十六章 -完-
※ちなみに【第八話】ドンムアン空港 で紹介したなかに
「今と比べるとイミグレが緩かった。。」と言う部分が
あるのですが、この日の光景を思い浮かべて書いてました。
約1年半前のブログ記事。。凄くないですか?笑
当初はこの日まで紹介する予定ではありませんでしたが
応援して下さる読者の皆様のおかげで今日を迎えております。
やっとここまでたどり着いた、と言うことで
今回は俺の中で記念すべき回ともなっております
明日、章のまとめコメントや雑談更新を行い
物語は2月15日(月)更新となります
本章もお楽しみ頂けましたでしょうか?
なんと「15円」からブログのご支援頂けます
次章のモチベーションアップにファイト一発
『ドンムアン空港』の入国管理局別室に連行され
審査官により俺のパスポートの詳細検査が始まった
担当は威厳のありそうなオッチャンに変わる
あ。。これはダメかもしれないな。。
チーン。。

走馬灯ではないが、これから起こるであろう事を
一瞬で考えてしまった
日本に戻ってタイの就職先探して就労ビザ貰って。。
でもその間コンドの家賃はどうすれば?送金?
光熱費もあるし、クルマのローン支払いもあるぞ。。
いや、そもそも部屋の荷物がそのままだ。。
ベランダで育ててる唐辛子も枯れちゃうぜ?
ってか、そんな直ぐタイに戻ってこられるか?
入国できなければ帰国チケットってどこで買うんだ?
どうせ直ぐには無いしクソ高ぇんだろ(ハァ)
あ、「D」に連絡も入れないと心配するだろな。。
ヤバい。。これは相当面倒だぞ

審査官がPCに俺のパスポート情報を打ち込むと
液晶モニターに俺の ’’渡航歴’’ がズラりと並んだ
※オッチャン審査官・・以下、オ審(おしん)
オ審「ミスター俺、何故ここに連れてこられたか
分かってますか?」
俺 「いえ、わかりません(嘘)」
俺は連行された時点で全てを把握していたが
スッとぼけながらも落ち着いて返答した
この ’’落ち着いて’’ と言う部分が非常に大切
これは皆さんにもお伝えしておきたい重要事項
少し前にタイへ入国しようとした日本人女性が
入国カードの記載ミスを指摘されたことに立腹し
タイ人を大声で見下したように罵倒したらしい
きっと機内で飲みすぎて酔っ払っていたのだろう
その女性の行動も恥ずかしいものだが、結果とし
タイ側の判断は入国拒否、空港から出ることなく
日本へ逆戻りの刑が処された
しかもこの今回の彼女の失態はしっかり記録され
当分か永久にかは分からないが今後のタイ入国に
大きな影響があるのは間違いないだろう。。
タイのイミグレではどんな不満があっても審査官に
立てついてはいけないのだ ※どこでもダメですね
もとい。。
審査官はモニターの出入国履歴を見ながら
計算機を使って足し算を始め、俺に突き出した
オ審「これ見てみろ」
「年間のタイ滞在可能日数を越えている」
俺 「でもそれはノービザの場合ですよね?」
オ審「ビザの規定は常に変わるんだよ(威圧)」
俺 「はい。。スミマセン。。」
オ審「ところで、今はタイで何してるんだ?」
俺 「仕事を探しています(半分嘘)」
オ審「職を?180日も? もう無理だろ?555」
俺 「いえ、もうほとんど決まってます」
オ審「それは本当か?」
俺 「面接の結果まちなんですよ(嘘)」
オ審「ふ~ん。。でも今回は入国できないから
外国で就労ビザを取得してから再入国だな」
「その会社にも連絡しといた方がいいぞ」
俺 「ちょ、ちょっと待ってください


オ審「規則は規則だ」
俺 「(ヤバっ

オ審「ならないね」
昔、俺がインドネシアで入院の為ビザ切れをおこし
『ジャカルタ空港』で ’’袖の下’’ を要求してきた
審査官とは態度やこの場の雰囲気が全く違う。。
※参考→【第三百三十七話】ジャカルタで不法滞在
俺 「ほ、本当に困ります。。」
オ審「何が?」
俺 「まだバンコクの部屋に荷物もあるし
色々準備しないと問題があるんです(涙目)」
オ審「んー。。」
俺 「直ぐに就職しますので今回だけはっ」
オ審「。。。」
俺 「それに俺、タイでずっと居たいと思って
タイの事を色々知ろうと頑張ってます」
オ審「。。。」
俺 「タイの事を愛しているんです!(本当)」
オ審「。。。」
俺 「。。。(ゴクリ)」
オ審「ヨシ、わかった」
俺 「!!??」
オ審「次は絶っっ対にダメだからな」
俺 「え?え?じゃあ。。」
オ審「ミスター俺、タイ人女性と結婚しろ」
「そうすれば死ぬまでタイに居られるよ」
「怒らせると怖いけどナ 555」
俺 「あっ、ありがどうございまずぅっ!(涙)」
パンッパンッ!サラサラ ※ハンコ押す音とサイン笑
オ審「とにかく先ずは就職しろよ!」
俺 「わっかりましたぁ! (`・ω・´)ゞ」
こうして俺はギリギリでタイに入国できたのであった
第十六章 -完-
※ちなみに【第八話】ドンムアン空港 で紹介したなかに
「今と比べるとイミグレが緩かった。。」と言う部分が
あるのですが、この日の光景を思い浮かべて書いてました。
約1年半前のブログ記事。。凄くないですか?笑
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第一話から読んで頂くにはコチラ→【第一話】 俺
一話一分程度で読めますので是非御覧ください

コメント
コメント一覧 (14)
なんとか入国出来たようで良かったですね!
私もイミグレでハンコを押したパスポートを投げ返されてムカついたことがあります。
また、女性のイミグレ職員の方が無愛想が多いから、なるべく男性のイミグレ職員の前に並ぶようにしています。
第十六章の更新お疲れ様でした。
15日からの更新楽しみにしています。
俺さん、タイ語が堪能で
それと、何よりも
俺 「タイの事を愛しているんです!(本当)」
これが、オッチャン審査官の心を得ったのですね 笑
やはり、タイに滞在する上で何より大事な事は
タイの事を愛すること、これに尽きるんですね
第十六章、完結 お疲れさまでした!
ゆっくり休んで下さいネ、また次章からの続き期待して居ます!!
それにしても危機一髪でしたよね。
ところで、俺さん・・私この度、月末からバンコク入りすることになりました!
COEは取得、あとはPCR検査を残すのみとなりました。
バンコクで16日間の隔離後にパタヤに借りている家に向かう予定です。
もう、辛抱出来ませんでした(笑)
機会があれば俺さんにもお会い出来たらいいのですが・・。
最近は「たずやんTV」で(ヨッシーヨッシー)で通訳?ツイートしていますので、良かったらまたツイッターにでもDMください。
無事に入国できて。
審査官の粋な計らいに感謝ですね。
俺さんの深いタイへの愛と。
おはようございます。
この時は寿命が縮まりましたが耐えました!
まぁ、ビザがあるので最初からイミグレ側も
厳重注意(おどし)のみの作戦だったかもしれませんが?
俺も最初は女性の方が緩いと思ってましたが大間違い。
めんどくさそうな人でも男性の方が良いような気がします。
少々手違ってても今回はビザがあるんだから
次回から厳罰だな。。OKみたいな
15日からにしようと思いましたが読み切り書いてます笑
是非読んでくださいね!
おはようございます。
タイに沈没してしまい休み過ぎた事は反省しております笑
タイを愛している。。これ本当に言いましたからね笑
地方ドサ周りで帰って来たタイミングでしたから
特に思いは強かったかもしれません!
次章スタートの前に短編読み切り書いてますので
毎日見に来て下さいね。応援ありがとうございます!
おはようございます。
まるでヨッシーさんがその場に居たかのような
正にそのままのセリフです笑
え!月末タイ入りですか!これはおめでたい!
ツイッターですが俺個人のは存在しますが
ブログの宣伝も兼ねて新しく作ろうとも考えてます。
しかしもうブログが終わるかもしれないしな。。
なんて作らず終いですが苦笑
おはようございます。
ホントに愛してますからね(キリッ)笑
これからどうするか是非今後に期待ください!
第16章完 お疲れ様でした。
なんかゴールが近づいてる感がして非常にさみしいです( ノД`)シクシク…
ゆっくり休んでください。
次章も楽しみにしてます。
おはようございます。
応援ありがとうございます!
ゴールは近づきつつありますがまだまだですよぉぉ!笑
休もうとおもいましたが読み切り書いております笑
是非見て下さいね~!
そして、いつも有り難うございます。
今回の物語は読みながら途中でドキドキしました。
日本では絶対に対応して貰えないですもんね。
オ審の太文字が気になりますが...🤗
こんばんわ。
こちらこそ応援ありがとうございます!
確かに俺がタイ人で日本入国時ならどうなってたでしょうか?
ダメっぽい?ですよね。。
次回は同じようなことにならないよう気を付けます苦笑
このドキドキはもう必要ないです笑
おはようございます。
トラブル少なくいきたいもんですよね!