前回の続き。。「クワーン」の部屋の中から日本人男性の声なんとも言えないこの気持ち思えばアパート入り口の守衛サンも俺が入るとき変な顔をしていたような気がするもちろん言葉は発さなかったけど帰りは「お気の毒に。。」と言う顔だったようなさっきドアの隙間から冷蔵庫 ...
カテゴリ: 第五章
【第百五十話】 サプライズ失敗
前回の続き。。15時頃に「クワーン」のアパートへ到着久しぶりに会うのとサプライズの2段構えで俺の心臓はドッキドキと張り裂けそうだったそのままゆっくり2階へ上がるクワーンの部屋のドアが開いているのが見えた「居る!!」クワーンは電気代の節約をする為に昼間はドアス ...
【第百四十九話】 不在続き
前回の続き。。顔面を引っ搔かれてから2週間ほど経った流石に「クワーン」から「大丈夫?」とか「ゴメンね」と言う連絡があると思ったけど相変わらず俺に電話を掛けて来ることは無かったこんな時までルールを守るのか。。でも俺は会わなかった時間もクワーンのことを考えてば ...
【第百四十八話】 嘘を貫き通す
前回の続き。。’’勝利の3本線’’ ならぬ ’’敗北の3本線’’ が刻まれた顔しかしこんな夜中に行くあても無く。。いや、あったとしても帰らない訳にはいかず俺はそのままの状態で部屋に帰る覚悟を決めた。。。部屋に入るとK美は眠っていたようだけど俺のゴソゴソする物音 ...
【第百四十七話】 敗北の3本線
前回の続き。。目の前に包丁を付きつけられたまま怒鳴られる「クワーン」は超激高状態タイ人の女の子に浮気がバレたときはヤバイそれが原因で刺された人を知っているなど。。この手の話はいろんな人から聞いていた最悪の事態が頭をよぎる俺の心臓はバクバク声が出ない。。ク ...
【第百四十六話】 ミスコールの嵐
前回の続き。。会社メンバーでの忘年会の二次会へ出発soi39の奥側に向かってシーローで移動する到着したのは『ドリーム』と言うこじんまりとしたカラオケクラブそこで以前のようにVIPルームを借りカラオケやダンスで盛り上がり先輩達と2時間ほど目一杯楽しんだ「お疲れ様でし ...
【第百四十五話】 会社メンバーで二次会へ
2002年12月、週末。。「クワーン」との関係を保ち続けるなかでの会社行事スクンビットsoi39入り口の日本料理『博多』で忘年会を兼ねた職場メンバーでの食事会が開催された忙しさがピークを迎えていたのに今週の日曜日は全員で休めそうなので上司も含めドンちゃんドンちゃんと ...